たこおじさんのつくってみようみてみよう(5/9更新)
2023年5月9日
たこおじさんこと古瀬孝雄氏が2010年に開設したご自身のYouTubeサイトKtakachan。これまでに発表された科学工作動画などから、選りすぐりの作品を裏話を交えてご紹介していきます
音が作る模様 クラドニ図形
音に模様がある!?不思議な共振模様のダンスをごらんください🎵
回転すると立体的に見える模様
PowerPointアプリを使って、模様を回転(回転方向・速度を変化)することにより、
模様が浮き出てきたり、沈み込んで行ったり、立体的な動きを実現。
錯視による3D化映像がおもしろいですね♬
コップに水を入れると背景左右反転
コップに水を入れると、魚の向きが変わったり、
この現象を再現するには、なるべく真っすぐなグラスを準備するのがコツだそうです。
フライングライトボール
今回ご紹介するのは、フライングライトボールというおもちゃの動きを観察したもの。
ホバリングのような動きをしたり、ブーメランのように投げたボールが戻ってきたりと面白いのですが、
このフライングライトボールに紐をつけて動きを観察したところ、花びらを描くような動きに!?
ぜひ、動画をご覧ください🎵
DVDによる丸い虹・光の三原色・実験
DVDディスクの記録面の穴越しにLEDライトを見ると、ディスクに光の三原色が見えるという不思議な実験。
中心のLEDライトから分かれた光の輪が、カラフルな丸い虹になってきれいですね☆
電動歯ブラシを使った弦の振動実験
今回ご紹介するのは、電動歯ブラシを使った振動の実験です。
らせん状に凧糸がループを描く姿が幻想的ですね✨
電動歯ブラシのメーカーが違えば、また違った形に見えたりするのか?
色々実験してみたくなります。
吉本キューブと切頂8面体型吉本キューブ
吉本キューブというのは、造形作家の吉本直貴さんが1971年に発表した多面体パズルで、
正式には「Yoshimoto Cube No. 1」というそうです。
四角形のキューブをくるくるとひっくり返していくと・・・
不思議な立体の造形美をぜひご覧ください✨
温度で色が変わる実験
古瀬氏の解説より
銅板に色紙を敷き、その上に品物を置き、冷蔵庫で5分間程冷やし、
70℃程のお湯を入れた容器の上に配置して撮影開始。
葉っぱは3分程、ジュエリー(小学5年生の孫が作成)は10分程で色の変化が完了。
色の変化をわかり易くするために、それぞれ、5倍速、40倍速で再生してます。
食塩水を使った蜃気楼の実験
一輪車ロボット まねきねこ UFO
今回はふしぎなロボットの動画紹介です🎶
一輪車ロボットがバランスをとりながらゆらゆらと動いている様子は、
本当に一輪車を漕いでいるようで面白いですね✨
分光シート万華鏡(2)
分光シートを使った光の万華鏡のご紹介です。
ひし形や雪の結晶の形の光が、きれいな虹になって広がってきれいです✨
作り方は「分光シート万華鏡(1)」動画の概要覧に詳しく掲載されていますので、
ぜひこちらもご覧ください。
2ミラー万華鏡
静電気実験 電気ストローとフローター
ニクロム線を使ったキュリーエンジン
今回は、古瀬氏のYouTube投稿200本目になるミレニアム作品をご紹介します☆
【古瀬氏の解説】
日常あまり目にしない磁性体の性質、「磁性体(鉄・ニッケル・コバルト・ニクロム線等)は、
過熱されて特定温度(キュリー温度)以上になると磁性を失う」を利用して、
回転する円盤を作ってみました。
ローソクの炎でニクロム線がキュリー温度以上になって、磁性を失い、
隣の冷めたニクロム線がネオジム磁石に引き付けられて回転動作する仕組みです。
キュリー温度は鉄は770度℃、ニッケルは358℃、ニクロム線は不明ですがその中間程の様です。 線径0.5mmの鉄はローソク2本程度ではキュリー温度まで上昇できず、回転動作できませんでした。
偏光板アートしおり
真ん中の板をくるくると回して色の変化を楽しめる偏光板アート、
こちらはしおりになっています✨
これなら持ち歩けて、何時でも楽しめますね🎵
三角形や星形になるように計算してテープを重ねたプラスチックの板を、
2枚の偏光板で挟んでつくっているそうです☺
作り方が動画の最後に掲載されていますので、夏休みの工作に作ってみてもいいですね👍✨
一枚の偏光板を使った偏光板アート
今回紹介するのは、偏光板を使ったアート作品です✨
テープを巻く枚数や、偏光板の向きによって色の変化を出しています。
色の組み合わせを計算して配置することで、
ステンドグラスのような複雑なアートを作っています😲
色が変化するのもまた面白いですね✨
CD分光器を使ったスペクトル観察
パソコンから動画を再生される場合は、全画面表示にしてご覧いただけると全体が表示されます。
太陽の光や蛍光灯の光は実は白ではなく、いろんな色がまざっているのを知っていますか?
このCD分光器は、そんな身近な光の成分を分解して見られるもの。
自然の太陽光と人工のLED照明のスペクトルが似ているなんて、面白い実験ですね☆
レンチキュラーレンズによる不思議な映像
パソコンから動画を再生される場合は、全画面表示にしてご覧いただけると全体が表示されます。
目の錯覚!?不思議なレンズ(レンチキュラーレンズ)を通すと、見る角度によって絵が変わったり、
描かれてないはずの色が見えたり・・・まるで手品の様ですね😲❕
レンチキュラーレンズは、かまぼこのような凸状のレンズが細く並んでいて、
光の屈折の角度によって見える画像が変わるレンズのこと。
加工によっては立体に見えたり、動いているようにみえたりと面白い効果が作れるそうですよ♪
回転するカード(ポップアップスピナー)
パソコンから動画を再生される場合は、全画面表示にしてご覧いただけると全体が表示されます。
少し前にハンドスピナーというおもちゃが流行りましたが、これはカードを開くとスピン(回転)するという作品。
ポップアップカードが立体にに見えるだけでなく動いてるなんてビックリですね。
四角や丸の形によっても、カットする線の数の多い少ないによっても見え方が変わってとても面白く、何度も開いたり閉じたり…
ただいま作品のいくつかをお借りして、受付カウンターにてしばらく展示をさせていただいております♪
お立ち寄りの際はぜひ手に取ってご覧ください。
宙に浮かぶ?折り鶴
上の赤い鶴が宙に浮いている・・!?
この不思議な折り鶴工作の材料が、なんと紙と糸だけというからびっくり。
『テンセグリティ構造』を利用してつくられたものだそうで、圧縮材となる2つの折り鶴は接続されておらず、張力材である糸とでバランスが保たれている。糸が細いので浮いているように見える。
テンセグリティ構造は建築物に使われていたり、私たちの身体などの自然界にも存在するとのことで、探してみるのも面白いかもしれない。
古瀬氏のテンセグリティの工作は、こちらも☟
過去紹介作品アーカイブ
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