職員の働きがい向上とサービス品質の向上
2025年5月12日
若竹大寿会では、全職員を対象に毎年ストレスチェックを実施し、職場環境の改善に向けた具体的な施策を検討・実施しています。
わかたけ鶴見(介護老人福祉施設/鶴見区)では、最近のストレスチェック結果から、以下の4つの課題が明らかになりました。
- ①ワークエンゲージメント(活力・意義)
- ②職員間のコミュニケーション不足
- ③成長の機会
- ④ほめてもらえる職場
これらの課題に対応するため、わかたけ鶴見では、働きやすい環境づくりとサービス品質向上を両立させる施策に取り組みました。
具体的な取り組み
① サービスの質向上
求められる職員像を明確にするため、【行動目標標語】を設定しました。
職員が日々取り組みやすい行動として、「一日一挨拶」や「一日一善」などを推奨し、職場内の雰囲気を良くすることを目指しました。
② 働きがいの向上
職員表彰制度「シゴデキアワード」を導入し、行動目標標語を最も満たす職員(シゴデキ職員)を全職員の投票で選出しました。
さらに、最多得票職員へのギフト贈呈や、法人内のコミュニケーションツールでの共有を通じて、活動を盛り上げる工夫を行いました。
実施結果と評価
ストレスチェック結果から、実施した施策の効果が確認されました。
- ワークエンゲージメント
- 活力:2.48 → 2.59(+0.11)
- 意義:2.69 → 2.84(+0.15)
- 職員間のコミュニケーション:2.46 → 2.65(+0.19)
- 成長の機会:2.59 → 2.65(+0.06)
- ほめてもらえる職場:2.61 → 2.83(+0.22)
特に、「行動目標標語」と「表彰制度」の導入によって職員の意識が変化し、
リーダー層が積極的にコミュニケーションを図るようになったことが評価されます。
今後の展望
今後も職員の働きがい向上に向けた取り組みを継続し、職場環境のさらなる改善とサービスの質の向上を目指していきます。
若竹大寿会は、これからもスタッフが働きやすい職場づくりを大切にし、支援を必要とする方々へ質の高いサービスを提供していきます。