若竹大寿会:SOMPOケア株式会社「Future Care Lab in Japan」『2030年から問う介護』における 「働き手はどんな職場を選ぶか?~負担を軽減しながら働ける職場環境~」の提案
2024年7月31日
『2030年から問う介護』における
「働き手はどんな職場を選ぶか?~負担を軽減しながら働ける職場環境~」の提案
社会福祉法人 若竹大寿会(神奈川県横浜市/理事長:竹田 一雄、以下「当法人」)と、SOMPOケア株式会社(東京都品川区/代表取締役社長:鷲見 隆充、以下「SOMPOケア」)が運営する、「人間」と「テクノロジー」の共生による新しい介護のあり方を創造するリビングラボ「Future Care Lab in Japan」は、『2030年から問う介護』として、「働き手はどんな職場を選ぶか?~負担を軽減しながら働ける職場環境~」を提案し、SOMPOケアFuture Care Lab in Japan内に本テーマに基づいて作られた模型を展示いたします。
1. 背景と目的
現在、介護現場の業務効率化・省力化を目的に、ICTや介護ロボットなどのテクノロジーを駆使した技術の開発が進み、活用も広がりつつあります。当法人では、長年にわたりトヨタ生産方式の手法をベースとした独自の業務改善手法や、見守り・記録を含めたICT機器の自社開発など、様々な現場改善に先駆的に取り組み業界の見本となる成果を出してきました。
また、「スタッフファースト」を理念に掲げ、介護サービスを利用されるご利用者だけでなく、職員のことも大切に思った運営をおこなっています。それは、職員一人ひとりを、一人の人間として大切にすることで、より良いサービスをご提供できると考えているからです。
SOMPOケアでは、2019年に開設された「Future Care Lab in Japan」において、介護テクノロジー研究開発と実装における課題解決のため、開発企業・介護事業者の中心となり、介護現場で活用できるテクノロジーを共創するリビングラボとして、介護テクノロジーの実証評価・開発企業の開発支援を行っています。
両社では、2024 年 5 月 28 日に共同研究開発連携協定を締結したことを発表しました。互いに未来の介護を共創する連携により、2030年の介護のあり方を模索するプロジェクト『2030年から問う介護』において、「働き手はどんな職場を選ぶか?~負担を軽減しながら働ける職場環境~」を紹介する展示を共同開発しました。
2. 展示の特徴
今回の展示では、働きやすい環境を「最適なパフォーマンスが発揮でき、身体介護・生活援助以外の負担が軽減されている環境」と捉え、それを実現するために、職員の潜在的・顕在的負担という両方の観点から、働きやすい職場環境をテクノロジーで考え、提案しました。
3. 『2030年から問う介護』について
Future Care Lab in Japanでは、介護現場において非常に重要なのは、「どんなテクノロジーを導入するか」ということよりも、「なぜ取り組むのか」であると考えています。
今回、「2030年」という少し先の未来を設定し、この2030年に向けてどのような介護現場にしていきたいかを共に考えるきっかけづくりとして、共同パートナーと共に開発した4つの模型の展示を行います。
展示を見学された介護事業者さまが「自社ならどう考えるか」、ご意見をお聞かせいただきたいと考えています。
<コンセプト>
<4つの模型/共同開発パートナー>
① 「ひろがる、介護施設の可能性~開かれた介護施設へ~」
共同開発:国立大学法人東北大学、プラナス株式会社
②「快適な暮らしを、考える~居室は寝るだけの場所から、趣味や人との団らんの場所にもなる~」
共同開発:パラマウントベッド株式会社
③ 「職員が記録しない介護記録~記録するための業務時間を極限まで減らす~」
共同開発:株式会社ブライト・ヴィー
④ 「働き手はどんな職場を選ぶか?~負担を軽減しながら働ける職場環境~」
共同開発:社会福祉法人若竹大寿会
全体デザイン
共同開発:株式会社A1Growth
4. Future Care Lab in Japan『2030年から問う介護』見学・利用概要
■展示期間:2024年9月2日(月)~終了時期未定
■場 所:Future Care Lab in Japan
〒140-0002 東京都品川区東品川4-13-14 グラスキューブ品川10階
■費 用:無料(要事前予約)
■対 象:介護事業者さま
※経営層と現場職員を含めた3人以上でのご来訪を推奨します。
■見学方法:下記公式webサイトから、来場ご希望日2週間前までにお申込みください。
https://futurecarelab.com/contact
5. 今後について
当法人では、Future Care Lab in Japanとの関係をさらに深め、介護現場のニーズに応じて介護を受ける人、介護をする人の生活を向上させ、活用し続けられるテクノロジーを生み出し続けることで、持続可能で魅力ある介護サービスの創造に貢献してまいります。
【ご参考】
社会福祉法人若竹大寿会 https://wakatake.net/
SOMPOケア https://www.sompocare.com/
Future Care Lab in Japan https://futurecarelab.com/
国立大学法人東北大学 知能機械デザイン学分野 平田・サラザル研究室/田村研究室 https://srd.mech.tohoku.ac.jp/
プラナス株式会社 https://planus.co.jp/
パラマウントベッド株式会社 https://www.paramount.co.jp/
株式会社ブライト・ヴィー https://brightvie.me/
株式会社A1Growth https://a1growth.jp/
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