すすき野カレッジ ⑤ 9月24日
2021年9月28日
令和3年度 すすき野カレッジ 5回目は
『高齢期のこころの健康』
講師はダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員の澤岡詩野先生
コロナ禍から学ぶ「強さ」をテーマにお話いただきました。
まずは先生からの問いかけ
「コロナ禍であなたが見えたことはなんですか?」
変化したこと、失ったこともあったかもしれません。
行動範囲狭くなり、外出先は家・買い物・病院のみ。(これを行動の三角形△と表現されていました)
脳への刺激が少なくなって、体にも影響がでてきた等々
「反対にコロナ禍で得たものはなんでしょう?」
問いかけの答えに「大事にしていることが明確になった」との声がありました。
これからは、生きがいややりがいなど、自分なりの豊かさを見つける力が求められる時代になってきます。
ポイントは「レジリエンス=困難に適応できる力」です。
このレジリエンスを実現するために重要になってくるのが「人とのつながり」
豊かなつながりになりやすいのは「近場」「ゆるやかな・心地よい」「自分が楽しく、無理なくできること」が
ポイントで、この三つが揃った「居場所」をもつことが心を豊かに・体を健康にしていく。
自宅から近くで、ほどよい距離感、楽しく誰かに分けることができるつながりの場所がうまれる
「居場所」があると、心身によい影響を与えそうですね。
いま、コロナ禍で「居場所」がない人も増えています。
つながりの形や方法は人それぞれ。色々な形があっていい。それが当たり前。
まずは、「あいさつ」できるぐらいの顔見知りを地元に増やすことから
始めるのもいいかもしれませんね。
居心地が良い・新たな刺激をうける・楽しい気持ちになれる・仲間がいる「第三の居場所」
「今から」この先へのタネまき始めてみませんか?
次回は、10月22日 14:00~15:00「ロコモ予防運動と栄養康」
講師は理学療法士の先生です。
HPのチラシに申込方法が記載してありますので、ご興味のある方はお申込み下さい。